ドイツから届いた一通の葉書。 見慣れた、懐かしい筆跡に、思わず微笑んでしまいました。 Eメールが主流になってしまった今でも、こうしてたまに手紙をやり取りする友達が数人います。 彼女からの便りは、年に多くて2枚くらい。 メールがその間にたった1、2件くるばかりの交流ですが、全くギャップを感じないのが自然で、でもちょっと不思議なほど。 彼女と会ったのは、今からもう10年前。 大学時代夏休み中ボランティア派遣員として参加した、パレスチナ/イスラエルの土地。 それから2年後の夏、私が一時帰国していた際、日本に遊びに来ていた彼女が突然実家に1泊しに来たのが最後。人生でまだ2度しか会ったことがなく、最後に会ったのがもう8年以上も前のこと。 でも何かがいつもどこかで通じ合えて、一時音信不通になっても、また必ず繋がる人でした。 たまにこういう素敵な出会い、巡り合わせがあって、私にとって彼女は近くにいなくても、しょっちゅう会えなくても、いつでも心の友なのです。 アフリカ人の彼と2年前に結婚したものの、去年離婚し、クリスマスには母国のドイツに戻っていた彼女。また新しくアフリカの土地でやり直すと書いてありました。助産婦さんで、子供みたいなつやつやの肌に愛らしい笑顔の持ち主で、ボブ マリーの音楽の素晴らしさを教えてくれた人。いつでも会える、そう思える大切な友達です。 私は親友って、心友って、あまり数がいません。 そしてぱっと頭に浮かび上がるのは、どちらかといったら、身内の方..母(もういませんが)、姉、そしてBe。身内じゃない、そう呼べる友人はとても限られていて、2人くらいかなあ。 なんでも話せることだけではなくて、通じ合えるという感覚が大きいのかもしれません。 何をしていても、どこにいても、いつでも、という意味で。 どれだけ長くその人を知っているから、ということと比例しているわけでもない。 きっと友達の価値というのも、また人それぞれ、ですよね。 そして友達というのも、役目が色々とあって、みんなが親友である必要があるわけでもなくて。 でも、年々「友達」の数が減っていってきているような気がしますが...(汗)それもまた自然なのかな。年を重ねるごとに、本当に大切なものは残り、繋がっていくという意味で。
by annebm
| 2009-01-12 07:15
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