Feel

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午後、アンとリビングで遊んでいた時のこと。
外で鳥の激しい鳴き声がきこえてきました。
うちの屋根の上で、鳥が争っていたようです。
あまりに長く続くので、気になって玄関のドアを開けて覗いてみると、
パタパタと数羽のマグパイ(カササギ)が飛んでいきました。
マグパイは庭や公園などでよく見る鳥ですが、鳴き声をきくのは初めてのこと。

夕方まだ暗くなる前、アンを寝かしつけて ふとリビングから外を見ると、
うちの車庫の前に一羽の亡骸が。
さっきのマグパイの一羽にちがいない、でもどうしよう..と思っていると、
またあの「カラカラカラ」という 激しい数羽の鳴き声がきこえてきました。
Beが留守にしていたけれど、このまま亡骸を放っておくのも悪い気がして、ビニール袋を持って外に出ました。
外に出ると、二羽のマグパイがパタパタと去っていったところで、
一羽は屋根に上がり、一瞬その亡骸の方を見るかのごとく、とまりました。
その瞬間、きっと彼らはこの命を失ってしまった鳥の敵ではなく、
身内か友人なんだろうなと感じました。
私は心の中で、屋根の上の一羽に向って、
「心配しないで大丈夫だよ。明日ちゃんと土に埋めて、私達が手を合わせるから」
と話しかけました。
それを確認したかのように、その一羽は遠くに去っていきました。

亡骸は小さく、でもまだ 生命の重さがありました。
とろんとした夜になる前の空気の中、あの「カラカラカラ」というマグパイの激しい鳴き声がずっと耳にこだまして、せつない気持ちになりました。

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by annebm | 2009-04-25 05:20 | ノートブック
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