鬼は外、福は内。

f0037112_5231753.jpg時差のためここでは4日になってしまいましたが、今日は節分の日。
四季を通した数々の行事は、私が家を出た18歳まで母が率先してやってくれていました。節分も楽しい思い出の一つ。こういうのを面倒ぐさがる父をおいて、母がロウソク(鬼は暗いところに潜んでいるからだそうです)、私と姉が煎り豆の入った升を手に持ち、家中を周り、窓を開け、大きな声で「おにはーそとー!ふくはーうちーい!」  一緒に住んでいる祖父母の部屋にも「鬼退治に来たよ」と言い、祖母も嬉しそうによっこいしょと立ち上がって、「はい、じゃあお願い」。
我が家では煎り豆を年の数だけ食べます。「こんなに食べれないから半分だけちょうだい」なんて父は言いながら、みんなでぽりぽりと頂きます。子供の頃、学校や友達の家では落花生での豆まきが多かったので、こんな固い豆よりもおいしくていいなあなんて、憧れていた覚えがあります。f0037112_5243131.jpg
煎った豆の煙たい匂いとか、開けた窓の2月の冷たい空気、パラパラと豆が落ちる音など、とても懐かしい。翌朝布団にも豆が挟まっていたりして、ぽりぽりとまた口に入れたことも楽しかったな。豆まきをすると本当に福が内に来たような、すっきりとした気分になったものです。

今年は、今度煮ようと思って買ってあったバター豆をほんの数粒、投げました。
アンは私の大きなかけ声にびっくりした様子。
部屋に落とすとアンが口に入れてしまうので、気をつけながらの豆まき。

何年も前、手紙と煎り豆と一緒に送ってくれた母の小さな赤鬼。捨てられるはずもなく、節分が来ると飾ります。今あまり体調が優れない母を思って、「福は内!」。日本に届いたかな。

みなさんの節分の思い出はどんなものでしょう...^^
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by annebm | 2007-02-04 05:27 | ノートブック
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