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子供が生まれる前まで、ひとりで喫茶店、カフェで過ごす時間が好きだった。

学生の時も、仕事をはじめてからも、
その頃住んでいた土地でお気に入りの場所を見つけて、
よく通った。

たまに誰かと行くと、そこはちがう空間になる。
本来、あえて ひとり になりたくて、行くところだったりするから。

美味しい珈琲を出してくれることはもちろん、
できれば照明は暗い方が好き。
持っていく本は、本当はあまり集中できないから、灯りはいらない。
静かなクラシカルかジャズやボサノバがBGMに流れていたり、
お客も少ない方がいい。

でも、なかなかそういう理想的な喫茶店には、その土地その土地で出会えない。
それなら逆に、日当たりがよく、表通りが見えるガラス窓の席に座れ、
がやがやうるさいくらいのところでもいい。

手紙を書いたり、通り過ぎる人や、降る雨を眺める。
たまに後ろに座っている人達の会話に耳を澄ませたりもする。

ふと、自分の中に間ができて、
本当にひとりなんだなと一種のかなしさと、空しさと、喜びを感じたりすることが、好きだった。

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by annebm | 2010-01-31 06:25 | ノートブック

一休み 一休み

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義母さんからアンへ、アンからウーへ.. 風邪リレーの1週間でした。

滅多に風邪もひかず、元気いっぱいのアンですが、今回はしっかりとひいてしまいました。
もう口が酸っぱくなるくらい、自分でも嫌になるくらいガミガミとアンに注意しても、ウーへとうつってしまいました。
幸い私とBeは元気ですが、ずっとみんなで家にこもっていると、気分も冴えなくなるものです。
みんなでつい当り散らしてしまったり、ぴりぴりしてしまったり。ちょっと疲れました。

風邪の場合ひどい熱でない限り、とにかく薬はできるだけ与えず、自然と熱が汗となって出ていくまで待ちます。
母がやってくれた民間療法や指圧、食事などは体で覚えているので、それを繰り返して。
体が出したい、発散させたい熱がこもっている間はとても辛いものですが、一度出てくると一気に下がって楽になるものです。
病は気からといいますが、子供の場合はあまり気にせず、ただ菌をもらってきちゃったり、成長の過程で必要だったりすることの方が多い気がしますが、大人は気分が落ち込んでいると風邪もひき易くなりますよね。

前回風邪で発熱した時、授乳もままならなくて本当に大変だったので(おっぱいをあげていると簡単に薬も飲めませんし)、できればうつりたくない。
でもそれも気にしない。うつりたくない、うつるかなと、自分のことを気にしない。
そしたら全く大丈夫。

右往左往する心配や不安や疲れなどからくる思いに振り回されないように。
それって大事だなあと思ったのでした。

たかが風邪ごとき、ですが、気の持ちようというか、「本当に気にしないこと」って、鍵だったりするなと感じました。

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by annebm | 2010-01-24 09:16 | ノートブック

ふたり


+ アン → ウー

今だに陰で、たまにウーの鼻をつまむこともあるし(かわ憎たらしいことからと思われる)、
おもちゃをとりあげたりすることもあり(全部独り占めしたい)。

ウーがいると「ウー語」?でアンは話しかけて、ハグして、手の匂いをくんくんかいで、隣に寝転んで自分の顔を押し付けたりする。

Beがくると、よく、「Say hi to ウー」(ウーにハイって言って)と命令する。

ウーくん、とちゃんと「くん」付けで呼ぶ。(その呼び方がとても律儀な響きで、胸がきゅんとする)




+ ウー → アン

すっかり大きなお姉さんに好き放題されてきているので、アンが近づくと「うぎゃー」と一応露骨に抵抗することもよくある。

偶然なのだろうけど、リベンジなのか、アンの髪の毛をよく引っ張る。

アンのおもちゃもペンもシールもアンダーウェアまで、なんでも口にいれようとするけど、特に小さい危ないものなどは、アンが「これはウーくんが食べるからダメ!ママ!」と教えてくれる。

++++

最近、ふと気がつくと、アンがウーを笑わせて2人で大笑いしていたりするシーンなどがあって、
やっとここまできたなあとちょっと感慨深い気持ちがしたりします。
年の差があるので、今まで一方通行か、それぞれという感じでしたが、
2人が一緒に楽しむ瞬間が増えていきているような気がして、とても嬉しいのです。
アンが、「私がウーの面倒みているから!」と言ってくれて、
私がバスルームを掃除したり、キッチンにたっていると、アンがウーに本を読んであげたり、
おもちゃを渡してあげていたりすることもあります。
2人の声、忙しい中に一瞬耳を澄ますと、それは本当に素敵な音楽のよう。
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by annebm | 2010-01-15 05:56 | ノートブック

鉛色の雪の日

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新年が明けて、連日の雪模様です。
こんなにたくさんの雪が降る冬は、数年ぶりのこと。
冬といったら銀世界が広がる土地で生まれ、18年間育ったので、懐かしい思い出が胸にひろがります。
スキー場のゲレンデなどでは、青空の下に輝く雪もいいものですが、
イギリスらしい鉛色の空から降る雪の日が、とても好きです。
子供心に雪の日はやはり特別のようで、アンも毎日外に出たがり、みんなで一緒に雪遊びをしました。
大きな雪だるまを作れるほど積もらなかったけれど、小さな雪だるまや、雪うさぎを作ったり、雪合戦をしたり、また雪の上に大の字になって寝転んで、空を見上げたり。
私も子供の頃、家族で大きなかまくらを作ったり、雪だるまに絵の具をぬったり、夜雪明かりの中ソリで散歩に出たりしたことを鮮明に覚えています。

アンに毎日、「雪がしんしん降ってる」 とか 「こんこん降ってる」 「ちらちら舞っている」などと言っていると、
「他にどういう言い方があるの? ぽーぽー降ってるは?」と質問されました。

日本語の美しさ、愉しさ。

ぽーぽーかあ.. 見方によっては、あり得るかも。

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by annebm | 2010-01-13 04:51 | ノートブック

30+1のメモ


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   アンからのバースデーカード、今年はピーターパンが笑っていました


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by annebm | 2010-01-06 06:39 | ノートブック

2010

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新年あけましておめでとうございます。

今年のイギリス、新年明けとても冷え込んでいます。
キーンと冷凍庫のような寒さの中、青空が眩しく、美しいお正月です。

今年こそは、できるだけお正月料理を用意して..と思っていた私ですが、
準備プランを怠っていたこと、そして地方暮らし、食材が簡単に手に入らないこともあり、
作ったのはあんこ餅と、黒豆、お煮物、伊達巻きだけでした。
母が元旦に使っていた、明治時代の古い漆のお膳。
船便の旅、脚がとれてしまったハプニングもありながら、我が家にと4台譲り受けたので、今年こそはどうしてもそれで1日の朝を迎えたかったのです。
毎年手作りの和紙の箸置きに、父、姉、私(義兄やBeがいた場合には 彼らにも)にそれぞれ、新年の応援メッセージみたいなものを書いてくれていた母。
干支にあわせた絵も描かれていたりして、毎年楽しみにしていたものです。
今年はそういうこともあわせてしたいな、と思っていたのに、すっかり準備遅れでした。

母の小さな黒い重箱の中身も、希望通り今年はうめることはできませんでしたが、
お友達家族との楽しい食事会に持っていきました。
これからお雑煮も作る予定ですが、母の作ってくれた味には、まだまだほど遠いかな。
日本の、実家のお正月の色を、アンとウーにも見せて、つないでいってあげたいものです。

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by annebm | 2010-01-04 04:55 | ノートブック